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プロバイオティクスで小児アトピー性皮膚炎が改善 [アトピー性皮膚炎]

 台湾で2〜14歳のアトピー皮膚炎患者に対して、1)プロバイオティクス(Lactobacillus salivarius) + 果糖オリゴ糖、2)果糖オリゴ糖のみ、を各々30名に8週間投与した。

 その結果、8週間後には1)のグループの症状が2)のグループに対して有意に改善した。また投与終了2週間後にもその効果は持続していた。

British Journal of Dermatology
Volume 166, Issue 1, pages 129–136, January 2012

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AGA(男性型脱毛症)の遺伝 [脱毛症]

 韓国で男性型脱毛症患者998名の家族歴を調べた。その結果は、父方にAGA(47.1%)、家族歴無し(41.8%)、両方にAGA(8.4%)、母方にAGA(2.7%)であった。

Journal of the American Academy of Dermatology
Volume 65, Number 1, July 2011, p40-47

(父方と母方でここまで差が大きいとは思いませんでした。)
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メタボの人は乾癬になりやすい [乾癬]

 メタボリックシンドロームと乾癬の合併率は約2倍と高く、肥満の病体そのものが乾癬発症の機序に関与する可能性が高い。

Medical Tribune
2011年8月18日 Vol.44, No.33, p14

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水痘ワクチンは接触後3日以内なら有効 [いぼ、ウイルス性皮膚疾患]

 水痘の発症予防のためのワクチンの接種の目安。水痘患者との接触の後、3日以内であればワクチンは有効である。抗体の有無は血清抗体価の結果を待つと手遅れになる。
 水痘ワクチン(ビケン)接種後、小児では約20%に14日後から30日後に水痘様の発疹が生じ、接種後の水痘も6~12%にみられる。成人では水痘様の発疹の発生は0.2%である。

皮膚病診療 Vol.33, No.8, 2011 p876

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アメリカ皮膚科学会の円形脱毛症治療指針 [脱毛症]

 10歳以上で頭部の50%以上の円形脱毛症に対する治療指針は、

第1選択としてDPCPあるいはSADBEによる局所免疫療法を行う。その後、

・十分に発毛した場合 → 局所免疫療法を続ける

・部分的に発毛を認めた場合 → ステロイドの局所注射

・発毛しなかった場合 → 5%ミノキシジル(商品名リアップ)を塗布 + ステロイド外用、あるいはアンスラリン療法(日本では未承認)

Journal of the American Academy of Dermatology
Volume 62, Number 2, February 2010, p191-202

(日本と比べるとリアップが重視されていますね。)
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アトピーがあると陰部のイボは治りにくい [いぼ、ウイルス性皮膚疾患]

 390名の陰部の疣贅(イボ)の患者を調査したところ、喘息花粉症皮膚炎といったアトピー疾患を合併している場合はイボが治りにくかったり、再発しやすい傾向があった。アトピー疾患の家族歴がある場合にも同様の傾向があった。

Int J STD AIDS. 2010 Oct;21(10):723-7.

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にきびと食事の関連 [にきび]

 韓国で783名のにきび患者と502名の健常者を調べたところ、健常者では野菜や魚の摂取回数が有意に多く、にきび患者ではインスタントラーメン、ジャンクフード、炭酸飲料、間食、プロセスチーズ、豚肉、鶏肉、ナッツの摂取が有意に多かった。

Journal of the American Academy of Dermatology
Volume 62, Issue 3, Supplement 1,(March 2010) Page AB1

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乾癬に合併しやすい疾患 [乾癬]

 アメリカで3,236人の乾癬患者と、対照として2,500人の健常者を調査したところ、乾癬患者では糖尿病高血圧、高脂血症の合併率が有意に高かった。また喫煙率も有意に高かった。虚血性心疾患や脳血管障害の発生率も有意に高かった。

Arch Dermatol. 2009;145(6):700-703.

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アトピー性皮膚炎のかゆみは温熱刺激や掻く刺激で改善しない [アトピー性皮膚炎]

 アトピー皮膚炎患者16名の皮膚、健常者10名の皮膚に対して、ヒスタミン(かゆみを起こす物質)で人工的にかゆみをおこさせた後に、49℃の温熱刺激、掻く刺激を加えた。
 温熱刺激と掻く刺激は健常者のかゆみを有意に抑制したが、アトピー性皮膚炎患者のかゆみは抑制しなかった。
 掻く刺激単独(ヒスタミンなし)では、健常者にはかゆみをおこさないが、アトピー性皮膚炎患者にはかゆみを誘発した。
 痛覚の感受性はアトピー性皮膚炎患者と健常者で差はなかった。

British Journal of Dermatology, JAN 2008 - Vol. 158 Issue 1, p78-83

(アトピーの人がかゆい時に取る行動は、「掻く」「熱いシャワーを浴びる」の2つが多いと思います。今回紹介した論文の内容からは、健常者の場合はそれらの行動でかゆみが楽になりますが、アトピーの場合はかゆみが楽にならないために、いつまでも掻き続けてアトピーそのものを悪化させてしまうことが推測されます。)
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保湿クリームの有効性は季節によって差がある [アトピー性皮膚炎]

 軽症から中等症のアトピー皮膚炎患者23名の一方の前腕内側に保湿クリームを1日2回4週間塗布した。他方には保湿性分を含まないクリームを塗布した。調査期間中はステロイドやプロトピックの外用は禁止した。
 晩春においては、保湿クリームを塗った側の乾燥が有意に改善したものの、赤みやぶつぶつの症状には差がなかった。
 冬においては、保湿クリームを塗った側の乾燥が有意に改善しただけでなく、赤みやぶつぶつの症状も有意に改善した。

British Journal of Dermatology, May 2008 - Vol. 158 Issue 5, p969–978

(やはり冬場にしっかりと保湿することは重要ですね)
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